「投稿はそのままで、独自のカテゴリーだけ追加したい」
そんな時に便利なのが、Custom Post Type UI(CPT UI)を使ったカスタムタクソノミーの作成です。
本記事では、投稿タイプは既存のまま、独自のタクソノミー(カテゴリやタグのような分類機能)だけを追加する方法を、初心者にもわかりやすく解説します。
目次
カスタムタクソノミーとは?
カスタムタクソノミーとは、WordPressの「カテゴリー」や「タグ」と同じような分類機能で、自分で自由に作ることができます。
例えば:
- 「製品カテゴリ」
- 「エリア」
- 「サービス種別」
など、サイトの内容に合った分類を独自に追加できます。
Custom Post Type UIでカスタムタクソノミーを作成する手順
① CPT UIをインストール&有効化
- 管理画面 > プラグイン > 新規追加
- 「Custom Post Type UI」と検索
- インストール → 有効化
② 「タクソノミーの追加」を開く
左メニューの「CPT UI」 > 「タクソノミーの追加・編集」をクリック。
③ 必要な情報を入力
項目 | 入力内容(例) |
---|---|
タクソノミースラッグ | area(半角英数字) |
複数形のラベル | エリア |
単数形のラベル | エリア |
④ どの投稿タイプに紐づけるか設定
「このタクソノミーを紐づける投稿タイプ」で「post(投稿)」または「page(固定ページ)」にチェックを入れます。
⑤ タクソノミーを追加!
一番下の「タクソノミーを追加」をクリックすれば完了です。
管理画面での表示と使い方
作成が成功すると、「投稿」や「固定ページ」の投稿画面に**「エリア」などの分類項目**が表示され、チェックボックス形式で選べるようになります。
表示に関する補足
- アーカイブページを使いたい場合は、タクソノミーの設定で「パブリック」「アーカイブを有効」にチェック
- 表示のカスタマイズには
taxonomy.php
やarchive-{taxonomy}.php
のテンプレートが必要です(テーマによる)
まとめ|投稿タイプを変えずに分類だけ追加したいときに便利!
Custom Post Type UIでは、投稿タイプを追加しなくてもタクソノミーだけを作れるのが大きな魅力です。
「ブログは投稿のまま使いたいけど、独自のカテゴリがほしい」
そんなニーズにぴったりです。